一粒万倍日とは?意味・由来・やること・やってはいけないこと
一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)とは、一粒の籾が万倍の稲穂に実るという意味を持つ吉日です。この日に始めたことは大きく育つとされ、開業・財布の新調・入籍など「増やしたいこと」の始め日として選ばれます。月に4〜7回あります。
一粒万倍日の読み方と由来は?
読み方は「いちりゅうまんばいび」です。「一粒万倍」は仏教の経典に由来する言葉で、わずかな元手が大きな実りになることのたとえです。暦注としては選日(せんじつ)の一つで、江戸時代の暦にも記載があります。
一粒万倍日はどう決まる?
二十四節気の「節」で区切った月ごとに、決まった十二支の日が一粒万倍日になります。立春からの月は丑と午の日、啓蟄からは酉と寅、清明からは子と卯、立夏からは卯と辰、芒種からは巳と午、小暑からは酉と午、立秋からは子と未、白露からは卯と申、寒露からは酉と午、立冬からは酉と戌、大雪からは亥と子、小寒からは卯と子の日です。
| 節月(この節気から) | 一粒万倍日になる日の十二支 |
|---|---|
| 立春(2月4日ごろ) | 丑・午 |
| 啓蟄(3月5日ごろ) | 酉・寅 |
| 清明(4月5日ごろ) | 子・卯 |
| 立夏(5月5日ごろ) | 卯・辰 |
| 芒種(6月6日ごろ) | 巳・午 |
| 小暑(7月7日ごろ) | 酉・午 |
| 立秋(8月7日ごろ) | 子・未 |
| 白露(9月7日ごろ) | 卯・申 |
| 寒露(10月8日ごろ) | 酉・午 |
| 立冬(11月7日ごろ) | 酉・戌 |
| 大雪(12月7日ごろ) | 亥・子 |
| 小寒(1月5日ごろ) | 卯・子 |
一粒万倍日にやるとよいことは?
やるとよいこと
- 財布の新調・使い始め
- 開業・開店、会社設立、口座開設
- 入籍、結婚式、プロポーズ
- 引越し、家の契約
- 新しい習い事や勉強の開始
- 種まき、植え替え
- 宝くじの購入
避けたいこと
- 借金やローンの契約(苦労も万倍になるとされる)
- 人から物やお金を借りること
- 衝動的な大きな買い物
- 喧嘩や悪口(悪いことも万倍になるとされる)
一粒万倍日はいつ?(2026年・2027年)
2026年の一粒万倍日(64日)
1月1日(木)、1月2日(金)、1月5日(月)、1月14日(水)、1月17日(土)、1月26日(月) … 2026年の一粒万倍日の一覧へ
2027年の一粒万倍日(60日)
1月9日(土)、1月12日(火)、1月21日(木)、1月24日(日)、2月2日(火)、2月8日(月) … 2027年の一粒万倍日の一覧へ
ほかの吉日と重なったら?
一粒万倍日が天赦日や一粒万倍日と重なる日は、より強い吉日として選ばれます。不成就日と重なる日は注意日として扱い、本サイトの一覧では「注意」に表示しています。
よくある質問
一粒万倍日は年に何回ありますか?
年によって57〜64日ほどで、ほぼ毎週1〜2回巡ってきます。2026年は64日、2027年は60日です。
一粒万倍日と不成就日が重なったらどうなりますか?
一粒万倍日の良さが打ち消されるとされます。新しいことの開始は別の一粒万倍日に回すのが一般的です。
一粒万倍日は何時から何時までですか?
暦注は日単位で決まるため、その日の0時から24時までです。時間帯による良し悪しは六曜(先勝・先負など)で見ます。
一粒万倍日に借金やローンの契約を避けるのはなぜですか?
「万倍になる」という意味が、良いことだけでなく負担にも当てはまると考えられているためです。住宅ローンの契約日などは別の日に回す人が多いです。
ほかの暦注
アプリ版「ひよみ」は2026年12月に公開予定です。吉日の前日に通知が届き、自分の生年月日に合わせた吉日もわかります。